ご父兄様のご縁により、ESA実践クラスU-15のメンバーが
日本を代表する柔道私塾である「講道学舎」にて特別講義を
受けさせていただきました。1975年に創立された
「講道学舎」は、これまで古賀稔彦選手、吉田秀彦選手、
滝本誠選手と3名のオリンピック金メダリスト、および6名
の世界柔道選手権優勝者を輩出した私塾です。
現在は、日本柔道連盟理事でソウルオリンピック銅メダリ
ストの北田典子さんが塾長を務めていらっしゃいます。
講道学舎3Fの道場にて。 |
まずは、挨拶の大切さから。両親に対する感謝の気持ちや、
指導者に対する感謝の気持ちを忘れない。礼儀の基本を、
ラインの外で、ジャンルの異なる超一流のアスリートから
説かれるメンバー。凛とした道場で、背筋が伸びる時間
です。正座しての、座礼。正座は日本人ならではの美しい
姿。北田さんに、正しい座礼の所作を教わりました。
中村佳央先生に受け身を教わる。 |
からだを暖めたあとは、受け身、そして背負い投げ等に
挑戦。今回は特別に、アトランタオリンピック代表、世界
柔道選手権金メダリストである中村佳央さんに直接ご指導
をいただきました。北田さん曰く「世界一の気迫をもつ柔道
家」である中村さんの「遊び半分でやるのは危険である!」
との指導に、メンバー気合いを入れて取り組みます。
立礼。 |
道場で、立礼。しっかり声を出して挨拶です。
一人一人ご指導を頂きました。立ち姿、肩に力をいれずに
あたまの位置が大事。頭だけ下げるのではなく、
よこから見た角度45度で美しく立礼です。
講道学舎塾生のみなさんとESAメンバー。 |
道着を身につけた講義が終わった後、思いがけず寮生の
みなさんと同じ食事をごちそうになりました。講道学舎は
寮制で、ひとりひとりが真剣に柔道に取り組むだけでなく、
寮生活を通して規律と自立性を学ぶ場でもあるのですね。
食事の後片付けも、当たり前のように自発的にこなす寮生の
お兄さんたちに習って、メンバーも食器を片付けます。
食事のあとの、終礼。 |
食事を終えて、終礼です。北田典子さんのお母様より、礼儀
と感謝を忘れずにサッカーに取り組んでほしいこと、指導者
を信頼して人として成長することがいちばんの恩返しである
というスピーチをいただきました。
ESA代表遠藤、北田典子さんのお母様、中村佳央さん、北田典子さん |
今回の貴重な体験を通して、メンバーひとりひとりの
心の中にとても大切なことが残ってくれていることを
願います。スポーツを通して人間として成長するとは
どういうことか、感じてもらいたい。
この貴重な体験をご用意くださいました中村佳央さま、
北田典子さま、北田さまのお母さま、講道学舎のみなさまに
心からお礼申し上げます。ありがとうございました!
ありがとうございました! |