2014年7月2日水曜日

MIMURA'S EYE

ブラジルでのワールドカップの多くのゲームから、

改めてわかっていることだけど、

見せつけられた思いが強いことをいくつか。

1)FWとサイドでプレーする選手は、ボールを失わずに

ボールをキープするドリブルだけではなく、

敵を突破するドリブルでの攻撃をすること。

あるいは相手チームの守備態勢を整わせないような

スピードあるドリブルでの攻め上がりからの展開が

大切なこと。時間をかけてからのサイドからの

クロスではどのチームも得点は難しかった。


2)チームのどのポジションの選手も、攻撃のときも

守備に回るときも局面に応じた良い適切な

ポジショニングをするためのランニング量の多さが

勝負に大きく寄与した。チームとしての攻守の

切り替えのスピードに直結する。



3)システムがどう変わろうが、ボール技術が

どんどん高まろうが、ボールぎわ、特にボールが

敵味方のルーズな状況にあるとき、マイボールとする

強さが大きく勝敗を分けることを感じさせられた。

フィジカルの強さと云うこともあろうが

アルゼンチンのサッカー指導で大事にされている

技術のひとつであろう。

2014年7月1日火曜日

三村恪一さんの連載がスタートします。

遠藤サッカーアカデミーを主催する遠藤雅大が師と仰ぐ、

日本サッカー界のレジェンド、三村恪一さん。

ESAにおいてもアドバイザーとして選手たちに直接

ご指導いただいております。

(三村さんについての詳細はWikipediaをどうぞ)

その三村さんからこのESAブログにご投稿をいただける

ことになりました。題して、MIMURA'S EYE.

日本サッカー黎明期から現在に至るまで、現役の選手と

して、日本代表として、そして監督として日本サッカーを

育ててきた慧眼に映るものを不定期でお届けします。

どうぞよろしくお願いします。

※写真は1955年、日本代表がビルマ遠征をしたときの

ものです。後列向かって右から5人目が三村さんです

(日本サッカーアーカイブより転載いたしました)。